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 支部機関紙「JCJ神奈川」15号から転載します。

 
 憲法審査会 国会傍聴から見えるもの 

 昨年2月以来、衆議院と参議院の憲法審査会を傍聴している。
「許すな! 憲法改悪連絡会」の高田健さんが傍聴券を手配してくれる。衆議院の審査は午前中、参議院は午後に行われる。筆記用具は持ち込み可だが、録音も撮影も禁止だ。毎回、事務局が用意する資料が用意されている。
 衆議院の審査は憲法の各章ごとに行われ、参議院はその都度のテーマを議論する。初めて傍聴した参議院の審査では、憲法改正国民投票の要件を18 歳に引き下げる点と、国民投票にあたっての公務員の活動制限について官僚の意見聴取をし、委員が自由討論した。
 5月16 日の審査では、緊急事態条項を憲法に盛り込むことについてで、東日本大震災を契機とした改憲論を反映している。
 衆議院の審査は第二章(戦争の放棄)の審査から、第三章(国民の権利と義務、第四章(国会)の審査を昨年に傍聴した。その頃までは民主党が多数を占めていた。
今年は衆議院の議員が大幅に変わり、第一章から審査をし直している。参議院は4月3 日に二院制に関する審議をおこなった。もっとも意見が述べられるのは、権利の平等に関する一票格差の問題と、ねじれ国会の経験から衆議院の優越を含む第五章の国会の規定だ。
 参議院の二院制の審査では、「衆・参一致すればカーボンコピーといわれ、決議が食い違えばねじれの弊害と批判される」という発言が興味深かった。
 96 条改憲について生活の党が批判的な意見を述べ、公明党も全体にまっとうな議論をしているのが印象的だ。(保坂義久)

JCJ神奈川支部の機関紙『JCJ神奈川』第15号から転載します。
 もとは10字どりの紙面です。適宜に余白を入れました。
 見出しの順番も入れ替えてあります。
 「下剋上改憲」「立法改憲」という言葉は、一般的な用語ではないかもしれませんが、文脈上わかると思います。



3月例会 岡田弁護士講演
 憲法は安易に変えぬもの
 時々の政権縛る意義

 2013年初めての神奈川支部例会は、九条かながわの会事務局長・岡田尚弁護士を講師に招き「いま憲法が危ない」というタイトルで開催した。
 もとより昨年末の総選挙で自民党の議席が過半数を超え、議席を伸ばした「維新」も改憲を主張している情勢を背景としたもの。
 会場の横浜市健康福祉総合センターには一般参加を含め44人が集まった。当初の予想を超える問い合わせなどがあったため、急きょ会場を変更するという一幕もあった。

 岡田氏はまず総選挙結果を分析した。大勝した安倍自民党だが比例区でも小選挙区でも得票数を減らした。 自民党に風が吹いたわけではなく、小選挙区による得票数と議席数の乖離がはっきり出た形だ。
 この選挙結果をもたらしたのは自民党政治への支持や期待の表明ではなく、民主党政権への審判と選挙前に離合集散を繰り返した「三極」への失望にあると岡田氏は分析した。
 選挙結果は、自分たちの政策が支持されたものではないと自民党もわかっている。参議院選挙を前に「国防軍」などを声高に主張することに怖さを感じている。
 しかし、議席数からは、自民プラス公明でも自民プラス維新でも3分の2を超え、改憲発議ができる。
 岡田氏は現在の憲法の危機を、国家安全保障法制定によって第九条を形骸化する「立法改憲」と、改憲発議の要件を国会議員の3分の2から2分の1に緩和する「96条改憲」にわけて説明した。
 憲法は最高法規であり、その下位にある法律を憲法より重んじることは「下剋上改憲」だと岡田氏は指摘。
 また、橋下徹大阪市長が、「国民投票で決めるのだから政治家による改憲発議は容易にすべき」と扇動する「96条改憲」について、安易に改正できない硬性憲法の意義を、権力を縛るものという憲法の本質を我が物とすることで対抗しようと呼びかけた。
 そして、96条改憲の本丸が9条であることを正確に認識することの重要性を強調した。

 また、北朝鮮のミサイル発射や核実験、尖閣諸島をめぐる中国との係争などで、「北朝鮮が攻めてきたらどうする」という相手の言い分を、自らのうちに一度受け止めてから説得できる力量が必要だと語った。
 岡田氏は憲法は身近に生きているとし、砂川事件や君が代起立斉唱、全逓中郵などのを列挙し、判決の勝敗は別として、それらの判決は憲法がなければ闘えなかったと、憲法の意義を強調した。
 講演の後に参加者との質疑応答があり、他の国の憲法の改正要件などの質問が出た。
 なお、神奈川新聞の記者2人が当日の様子を取材し、翌日の紙面に写真入りで記事が掲載された。(保坂義久)
 昨日、神奈川支部の通信を発送しました。
 一番トップの記事は、総選挙結果に触れないといけないと思うので、運営委員会の議論に触れた記事にしました。


 総選挙直後の運営委員会が8月31 日の月曜日、JCJ事務所で、9月の運営委員会が開かれた。
運営委員会では最初に情勢討議をする。今回の情勢討議ではもちろん前日の総選挙結果が話題になった。特に、選挙直前に自民党が配布したパンフレットの内容があまりに低劣なことに批判が集まった。
  総選挙に関しては、その他に広告支部所属の運営委員から、民主党は広報戦略がしっかりしていたが、自民党の宣伝はばらばらだったとの指摘も出された。
その他、9月20日から22日に開かれる予定市民メディア全国交流集会(メディフェス)の12月集会の企画についての提起などもあった。

 
 実はまだ作っていないのですが、神奈川支部通信リニューアル版のために集めた情報記事を掲載します。
 いつものお知らせの記事より、新聞記事に近くなっているのはそのためです。
 映像ドキュメントcomのリンクに申し込みページのURLを貼りました。

 加藤周一さん 九条を語る  

 08年12月5日に他界された評論家の加藤周一さん。その講演やインタビューを校正したDVD、「加藤周一さん 九条を語る」が頒布されている。
 制作は映像ドキュメント.com
 九条の会の全国交流集会(第1回、第2回)での発言、06年12月に東大駒場キャンパスで開かれた「老人と学生の未来・戦争か平和か」の講演、07年11月開催のPeace Night9(早稲田大学大隈講堂)の講演などの他に、08年6月のインタビュー、九条を「活かす」とは、ミサイルの脅威について、などが収録されている。
 本編43分、価格は1300円。
 連絡先は〒112・0001 文京区白山5・36・6・301
 FAX03・3815・8025 映像ドキュメント.com
 インターネットからも申し込める。
神奈川支部通信36号( 2002年10月25日発行)から今野宏さんの記事を転載します。
 08年は、物理学、化学の部門でで日本人がノーベル賞受賞しました。この支部通信の記事は、小柴昌俊氏が受賞したおりのものですが、現在読んでも考えさせられるところが多いと思います。
 

科学は国際交流で発展 アサヒ記事を読む     
               今野宏(元横浜国大講師・物理学)

 小柴名誉教授のノーベル賞が決まった時点で出た朝日新聞記事(アサヒコムに基づく。新聞は10月9日付3面に掲載)について今野宏さんに批評していただきました。(支部通信編集部)
        http://www.asahi.com/national/update/1008/038.html
  
  「独創力がない」は俗論 
 記事の表題は「日本科学、世界が認知 ノーベル賞3年連続受賞」と、3つのキーワードを並べている。
 「3年連続受賞」について記事は、利根川進氏以来、・・・13年の『空白時代』があっただけに」その重さがある、という。その「重さ」とは何を意味しているかを読んでいくと、連続受賞が、「日本科学」は独創力が弱いなどといわれた「弱点」を吹き飛ばし、「世界が」水準の高さを「認知」したこと、それが「国全体が意気消沈した今の日本には」カンフル剤になる、ことにあるらしい。
 日本の科学の「独創力が弱い」というのは俗論として定着しているらしいが、日本の熱意ある科学者には、「研究成果の独創性を日本では認めてくれない」「独創的着想を取り上げてくれない(研究費がつかない)」「独創的研究を遂行する条件が貧弱で、他国の研究者に先を越されてしまう」ことなどが俗論を生み出している、との思いがある。地位や名誉の点で日本では正当に評価されていなかった研究者が、実は大変な価値ある独創的研究者と海外から認められた一つの実例が田中氏の受賞ではないか。日本の科学は独創性が「弱い」のではない。俗論はただされなければならない。
 

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