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 JCJ機関紙「ジャーナリスト」7月号に掲載した、神奈川支部総会と例会の記事です。
 例会の参加者には、講演要旨を送付しました。


 原子力空母の危険性で講演
 米軍の説明鵜呑みの日本政府 
 神奈川支部2011年度総会・例会

 神奈川支部は6月23日、2012年度の支部総会と例会を開催した。
総会では昨年度の活動を点検し、次年度の方針を討議した。
 続く例会には、一般の参加者を含め21人が参加、「原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会」事務局長の新倉泰雄氏の話を聞いた。
 新倉氏は昨年の震災と原発事故の時の、横須賀基地に停泊していた米原子力空母ジョージ・ワシントンの行動を報告した。巨大な空母が引き波で岸壁から引き離され、水位も1メートル83センチ下がったという。
 原子炉の熱で蒸気タービンを回す原子力艦船は、原発と兄弟のような存在。福島第一原発事故で冷却水が供給できなかった事態と同様に、引き波で海水を冷却に使えない事態が懸念される。
 また基地には純粋プラントなど陸上から空母をバックアップする施設があるが、直下型地震の強い揺れで、そうした施設がダメージを受ける可能性も否定できない。三浦半島には活断層群があるだけに、住民はリスクを抱えている。
 海底が隆起した場合、空母が座礁する可能性もある。
一旦、事故が起きて放射能が外部に漏れだした場合、その影響は横須賀市にとどまらないのは、昨年の福島の事故からも明らかだ。
しかし、08年に原子力空母が配備されるときに、米軍は原子力空母は事故を起こさないし、仮に放射能がもれても基地内にからでないと、住民に説明したという。
原子力空母に不安を抱く市民の問い合わせを受ける横須賀市は、国に問い合わせる。国は在日米軍に問い合わせる。米軍は、一方的に安全性を主張するだけの「ファクトシート」を示す。国も国の説明を受ける横須賀市も、それで事足れりとして、住民の不安には答えない。
新倉さんが説明した過去の行政との交渉経過は、安全性をなおざりにし、原発再稼働を急ぐ野田政権の姿と重なるものだ。
最後に新倉さんは、安全ならば原子力空母を求めていいわけではないとし、戦闘能力の高い空母配備が東アジアの緊張と軍拡を招いていることも指摘した。   (神奈川支部)
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