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 4月30日、文京区民センターで開かれた佐藤文明さんを偲ぶ会に参加しました。
 戸籍研究家でフリーライターの佐藤文明さんとは、「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」で知遇を得ました。JCJ機関紙の2006年3月号でインタビューをしたことがあります

 ことし1月3日に62歳で亡くなった佐藤文明さんを偲ぶ会ですが、「ザBUMMEI WORLD」これからが始まりと名づけられた集いは、反住基ネットや国籍差別、婚外子差別などの活動家の交流の場でもあり、運動の観点からも貴重なスピーチが続きました。

 最初に佐藤文明(ぶんめい)さんの生い立ちや活動を紹介する映像が映されました。文明さんは1948年、日野市の生まれ。小西六に勤務していたご両親は、その当時争議を闘っていました。闘う仲間の投票で「文明」という名前が選ばれたそうです。
 小・中学校時代には秀才で、立川高校から法政大学に進学し、新宿区の職員として戸籍係に配属されました。
 1960年代後半から70年代、ギターを弾き、スキー場に立つ文明さんの写真は、高度成長期だったその頃の日本の姿を彷彿とさせます。
 その後、区役所をやめてフリーライターとなり、33歳の時に書いた「フォービギナーズ 戸籍」は、今も基本文献として読み継がれています。
 映像には文明さんゆかりの人のインタビューもあり、皆が口をそろえて証言するのは、佐藤さんの温厚で誠実な人柄です。

 映像の後のスピーチも興味深いものでした。
 一橋大学名誉教授の田中宏さんは、国籍による差別と言われるものに戸籍が大きな役割を果たしていることを指摘しました。
1945年12月、衆議院議員選挙法改正時、同法の付則に「戸籍法の適用を受けざる者の選挙権及び被選挙権は、当分の内これを停止する」が付け加えられ、日本人として選挙権があった朝鮮半島の出身者は選挙権を失ったということです。

 次に「共同アピールの会」で一緒に活動をした斎藤貴男さんが、反住基ネットの運動で佐藤文明さんと知り合った経緯を語りました。斎藤さんは99年に文春新書で「プライバシークライシス」という本を上梓しています。国民総背番号制度の取材をしているうち、運動団体に誘われてデモに参加し、そこで文明さんと会ったといいます。
会う前から佐藤文明さんの著作を読んでいたので、世の中にはすごい人がいるものだと思っていたと斎藤さんは語りました

 その他にも何人かの方がスピーチし、また興味深い会場からの発言も会ったのですが、メモをとっていないし録音もしていないので、ここで書くことはできません。
 ただ、佐藤文明さんがこれから重要だとしていた課題は、外国人登録制度の廃止と住民基本台帳への登録、日本国籍確認訴訟だということは記しておきます。
 JCJの運動では取り上げてこなかった分野ですので、今後は関心をもっていきたいと思っています。


 佐藤文明さんの著作 
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