福島原発の被災で、あらためて原子力発電所と津波の関わりを思いだしました。
08年3月にJCJ機関紙で呉東正彦弁護士にインタビューしたときに、原子力空母の地震被害について憂慮されることを知りました。
記事から、その部分を引用しておきます。
(引用)
空母の原子炉は最終的には海水を取水して冷却しています。大規模地震で津波が発生する場合、直前に引き潮が起こり海水が後退する。
また横須賀は関東大震災時に2メートルも隆起しました。海底が隆起して水深が浅くなり、取水が困難になることが予想されます。
柏崎原発でも問題になりましたが、原子炉は停止した後でも崩壊熱が発生しています。
外部電源で冷却し続けないと炉心溶融してしまう。このバックアップのガス発電が基地内に設置されますが、その施設に耐震性があるのかどうかも非公開です。
(引用ここまで)
機関紙記事の全文は、このブログにも掲載してあります。
原子力空母配備の危険性
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