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 昨年12月の機関紙ジャーナリストから新聞販売店問題の集会記事を採録します。機関紙部ブログは過去記事のコンテンツに不自由しませんから、神奈川支部会員の保坂義久署名の記事は、場合によっては神奈川支部ブログに掲載します。
 JCJ機関紙部メンバーに新聞販売問題に詳しいフリーランスライターの黒藪哲哉さんがいます。JCJ機関紙は「押し紙」など新聞販売の問題も積極的に取り上げています。記事は、新聞販売店が新聞社に勝訴した珍しい訴訟について開かれました。市民のメディア不信を払うためにも、新聞販売問題への取り組みが望まれます。


平等な契約が急務
新聞販売店の訴訟で集会


 新聞販売の問題を考える集会が11月25日、板橋区のグリーンホールで開かれた。
集会は久留米の新聞販売店が読売新聞社に勝訴(地位確認)した裁判(本紙10月号・販売店側代理人江上武幸弁護士の寄稿。同7月号「緊急発言」・販売店主、真村久三氏インタビュー掲載)を例に、江上弁護士、真村氏ほかの関係者を招き、「押し紙」や折込み広告など新聞販売の実態を考えるもの。北海道からの参加者があるなど、この問題への関心の高さをうかがわせた。
 初めにコーディネーターの黒藪哲哉氏が、購読者もいないのに販売店が代金を払っている「押し紙」と、新聞社からの補助金や折込み広告との関係を解説。補助金によって販売店に「押し紙」をさせ、部数を水増しして広告収入をあげる新聞業界の仕組みについて説明した。
 続いて江上弁護士が裁判経過について報告。江上弁護士によると、裁判に勝訴できたのは発行本社が真村さんたちの販売区域を譲渡させようとした相手の有力販売店主を法廷に呼び出したことだという。その販売店主や応援の傍聴者は黒服のいかにも異様な風体で、裁判官の心証に影響を与えたらしい。
 江上弁護士は黒藪氏の新聞販売に関する著作も証拠申請した。実態を知らなかった裁判官も、それ以降態度が変わったという。 
 真村さんは異業種から新聞販売業界に入り、拡張団の質の悪さに驚いたという。独自の営業努力で部数を伸ばしたが、読売から最も人口の多い地域を取り上げられ、周辺の同じ立場の販売店とともに訴訟を起こした。他の販売店は親代々続いているもので、本社側の強引な販売網再編がうかがえる。
 <この裁判では発行社側が、過大な部数を発注したと、自ら主導した押し紙を販売店側の契約違反と主張した。書類上は販売店側からの発注になることを悪用したものだ。参加した別の販売店主は、新聞社側に書類の見本を書かせたのが身を守っていると語る。>
もともと新聞社と販売店の契約は、新聞社側が優越した不平等なもので、江上弁護士は是正の必要性を訴えた。
会場からはフリーで働くライターなどの契約の継続性が業務発注者側の恣意的な打ち切りから守られるために、この判決が参考にならないかとの質問も出た。
 「新聞はインテリが作ってヤクザが売る」などと斜に構えた言葉は流布するが、新聞販売問題への真正面からの取り組みはないに等しい。考えれば毎日の宅配は流通チャンネルとして大変なものだが、新聞業界はそれを支える販売店を支配の対象としか捉えてこなかったのではないか。
 今回、新聞販売店主に会う機会があったが、消費者との最前線で真摯に働く人をないがしろにするようでは、新聞というビジネスの未来は暗いという感を深くした。
      (保坂義久)


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