報道された、日本経済新聞社のアドレスからバウネットに、「悪口メール」が送付された問題。
バウネットから日経への要望書を入手しましたので、参考のために掲載します。
(前略)
私たち(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(以下、バウネット)) は、「不適切メール」を送信した「日経編集部員氏」(仮名)と日本経済新聞社に対して、次の通り、要望いたします。
1 2008年(平成20年)6月13日(NHK番組改編事件の最高裁判決が出た翌日)夕方4時ころ、日本経済新聞社のドメイン名が付されたメールアドレスにより、バウネットの事務局に対して、次のような「不適切メール」 (日本経済新聞社の表現)が送付されました。
『 取材先の「期待」に報道が従うわけないだろ。
常識を持て。ばか者。報道ってのは取材先の嫌なこともちゃんと中立的に伝えるのが役目なんだよ。なんであなたがたの偏向したイデオロギーを公共の電波が垂れ流さなきゃいけないんだよ。あほか。
あんたがたの常識のなさにはあきれはてる。 』
私たち(バウネット)は、「不適切メール」に失望しました。
この「不適切メール」の表現は、あまりにも下品です。「ばか者」「あほか」 などという罵詈雑言とも言うべき感情的な言い分をそのまま送付しています。
また、この「不適切メール」は、あまりにも一方的です。すなわち、「常識をもて。」「あんたがたの常識のなさにはあきれはてる。」などという内容は、 バウネットに対して、「常識がないもの」と一方的に決めつけて、バウネット を誹謗中傷しています。
さらに、この「不適切メール」は、NHK番組改編事件やバウネットの主張などの事実を十分に知らないまま、かつ、調査もせずに送付したものとしか思われません。すなわち、「なんであなたがたの偏向したイデオロギーを公共の電波が垂れ流さなきゃいけないんだよ。」などという内容は、NHK番組改編事件やバウネットの主張、裁判所の認定に関する正しい知識のないまま、誤った理解を前提とした主張といえます。
そして、この「不適切メール」は、取材者が取材先と信頼関係を築いて制作するドキュメンタリーの在り方を嘲るものであり、取材先と取材者との関係が多様なものであることを無視した軽薄なものであって、ジャーナリストの主張とは思われない、また、ジャーナリストの主張として到底理解を得られないよう な内容になっています。すなわち、「取材先の「期待」に報道が従うわけない だろ。」「報道ってのは取材先の嫌なこともちゃんと中立的に伝えるのが役目 なんだよ。」などというスタンスは、権力を監視するというジャーナリズムの 視点に立った場合には適切な態度であっても、本件で問題となったような、取材者と取材先の信頼関係を基本として取材・制作が行われるべきドキュメンタリー番組の特質には一切配慮されておらず、「不適切メール」はジャーナリストとして一方的かつ不公平な視点に立っているというほかありません。
このように、私たちは、今回の「不適切メール」が、私たちバウネットの名誉 感情を侵害する違法かつ不当なものだと考えています。
(以下、日経の対応などについては、この文書送付当時と状況が違うと思うので割愛)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://jcjkana.blog102.fc2.com/tb.php/196-5c215ad0
あきれはてる
市民団体に「ばか者」 日経編集局員がメール(会社から送ったそうな)