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 神奈川在住のジャーナリスト池添徳明さんには、ずいぶん以前になりますが、神奈川支部で講演していただきました。
 書くべきことを書くということ(1998年10月15日)



 池添さんの著書 教育の自由はどこへ 「管理と統制」進む学校現場(現代人文社、1600円)を機関紙「ジャーナリスト」で書評した記事を転載します


「内心の自由」判決と現場の矛盾
―教師が疲弊、排除されていく


 2006年9月21日、卒業式や入学式の「国歌斉唱」に際して起立や斉唱、伴奏の強制が、「懲戒処分をしてまで起立や斉唱をさせるのは、少数者の思想・良心の自由を侵害。都教委の通達・職務命令は違法」とした、原告全面勝訴の判決が下された「国歌斉唱義務不存在確認等と損害賠償を求める訴訟」東京地裁判決は衝撃的だった。
 本書で著者は、この画期的な判決が出るまでの、2000年-2006年の教育現場の現実を報じている。2001年から雑誌に掲載されたこれらのレポートの集積は、秩序ある現場管理という名の上意下達が、やがて異論を許さない強制となり、憲法で保障されている内心の自由(思想・良心の自由)まで踏みにじっていき、教師たちが疲弊し排除されていく様子を克明に描き出している。
 問題のおかしさに「自ら」気づく力を培った生徒や保護者たちが、強制性に対して抗うさまざまな提案や取組み・話し合いをしても結局は、命令・通達が出ている、逆らう者には処分がある、ということで押し切られる。教師は生徒たちの「安定した学校生活」を、生徒は「先生の立場」を人質にされている現場の様相は絶望的だ。
 9.21判決が出たときに、メーリングリストやニュースサイトで情報は瞬く間にかけめぐった。同業者の同年代たちと「信じられない」というメールを交わした。(12月には同じネットワークが教育基本法改悪の悲憤の声を伝える)。こんなことを見過ごしてはならない、という意識が高いはずの(?)私たち「反体制活動家」でさえ、「思想・良心の自由」の存在を信じられず、シニカルになりつつあった。
 いくら「強制はない」「内心の自由は侵害しない」と言い繕われても、上書に書かれた現実は、権力側に都合よく「決まったこと」がいかに暴力的になるかを描き出して余すところがない。そして、一度決まったことに対して、私たちの身体がどのように慣れていってしまうかも。
 私たちが失いつつある「自由」。それを教える学びの場で21世紀に起きたこと、教育基本法改悪の「次」を控えて過ちを繰り返さないためにも必読である。
野口弥(VAWW-NETジャパン事務局)

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