マスメディアばかりがジャーナリズムを担っているわけではありませんが、いま市民のマスメディアに対する不信がとても強まる中、メディアで仕事をする人たちと、そうではない多く市民とをどう結ぶか、JCJにも問われています。
多くのブログを拝見して、市民のメディアへの不満や怒りをあらためて感じました。
多くは、JCJ主催の集会などでも、参加者発言として出されるところです。
たとえば、①重要な法案なのに国会で可決・成立する直前や成立後に
法案の問題点を報道する。
②有事法制反対などで数万人の集会やデモがあっても報道しない。
③政治報道が、政党、政治家の動き、とくに与党の動向に偏り、少数会派の存在を軽視している。 などなどです。
どうしたらメディアにきちんとした問題設定能力を持たせ、市民が判断するのに必要な情報の発信をさせることができるのか。
一人ひとりの記者、編集者、ディレクターなどの力には限りがありますが、どうやったら市民の後押しで彼らの力を発揮させていけるのか。
JCJとMICでは以下の集会を開きます。大勢の参加を期待します。憲法メディアフォーラムは、マスコミや情報産業の労働組合でつくるMICとJCJが共同して運営するサイトです。
MIC-JCJ「憲法メディアフォーラム」記念シンポジウム
日時◇ 5月12日(土)13時30分~16時30分
資料代◇ 500円
場所◇ 東京しごとセンター 東京都千代田区飯田橋 3-10-3
プログラム 主催者挨拶、活動報告・サイトの歩みの報告、パネルディスカッション、会場との質疑応答
パネリスト:
藤森 研(ふじもり けん)
朝日新聞、東京本社社会部で司法、教育問題などを取材。86年から朝日ジャーナル編集部で霊感商法追及キャンペーンや昭和の終焉を報道。名古屋、東京社会部各次長、論説委員などを経て、現在は編集委員。
パネリスト:
桜井 均(さくらい ひとし)
日本放送協会(NHK)、NHKスペシャル番組センターエグゼクティブ・プロデューサー、この間、主に教養番組、ドキュメンタリーなどの制作にあたり、現在は放送文化研究所・研究主幹
パネリスト:
野中章弘(のなか あきひろ)
ジャーナリスト。アジアプレス・インターナショナル代表。アジアを中心に第三世界の問題を取材し、新聞、雑誌、テレビなどで発表。 現在、東京大学、目白大学、早稲田大学非常勤講師。 2003年朝日新聞紙面審議委員。2003年12月より、ウェブ・マガジンAPN(アジアプレス・ネットワーク)編集長。
コーディネーター:
丸山重威(まるやま しげたけ)
共同通信社に入り、社会部を中心に活動、整理部長、編集局次長、ラジオテレビ局次長、情報システム局長。現在は関東学院大学法学部教授。法政大学現代法研究所客員研究員、日本ジャーナリスト会議運営委員、マスコミュニケーション学会、法社会学会、日民協会員、国法協会員。
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)〒113-0033 東京都文京区本郷2-10-9冨士ビル3階
TEL:03-3816-2988 FAX:03-3816-29
日本ジャーナリスト会議(JCJ)〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-4-8松村ビル4階
Tel:03-3291-6475 Fax.03-3291-6478
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知憲からかな? やっぱし今の日本は^^