プロフィール

JCJkanagawa

Author:JCJkanagawa
FC2ブログへようこそ!


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


最新の記事


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


 10月28日の日曜日、横井久美子さんのメッセージライブ(よみうりホール)に行きました。
 第一部は、詩人のアーサー・ビナードさん、ドイツ文学者の小西悟さんとの鼎談。第二部が横井さんのコンサートでした。

 アーサー・ビナードさんは、アメリカの画家ベン・シャーンの画をもとにした絵本「ここが家だ」を出版。会場でもその絵本を販売していました。
 98年、十余年の歳月をかけてゲーテのファウストの新訳を出した小西さんは、被爆者で原爆症認定集団訴訟の原告だそうです。

 「ここが家だ」という絵本は、第五福竜丸を題材に描かれた画をもとにしているそうです。ベン・シャーンの「ラッキードラゴン」という一連の作品を構成して絵本にしたとのこと。
 ビナードさんの話で初めて知ったのですが、第五福竜丸が母港の焼津に帰ってこれたのは無線長の久保山愛吉さんの機知によるものだそうです。水爆実験に行きあって死の灰を浴びた第五福竜丸が、なぜ無事に戻れたのかビナードさんは不思議だったそうです。軍事機密を守るため、米軍は議論の余地なく第五福竜丸を沈めていたはずだ。調べるうちに、太平洋戦争の経験のある久保山さんが、無線を一切打たずに探知されなかったので日本に戻れたことがわかった。飛行機や船の姿が見えて、自分たちが発見されたことがわかった時は、焼津に無線を打って位置を知らせるけど、知られていないかもしれないので密かに航行して戻ったのですね。
 ビナードさんは第五福竜丸の乗組員、とくに久保山愛吉さんを被害者、犠牲者とは呼ばない。犠牲者と呼ぶと同情はしても、その人にあこがれるということはない。けれど久保山さんというのは実に魅力的な人なのだそうです。久保山さんを被害者、犠牲者という枠にとどめたくないというビナードさんの思いが、絵本を生んだのでしょう。
 ロビーで販売していた絵本は売切れてしまったので未読なのですが、第五福竜丸の航海を英雄叙事詩のように描いているのかな、と思いました。

 小西悟さんのお話も感銘深いものでした。被団協の役員として原子禁、原水協の狭間で消耗した小西さんに、お連れ合いが、好きなゲーテのファウストを訳してみたら、と勧めたそうです。取り掛かると、原作からどんどん力をもらったといいます。

 
 コンサートは、トークのように内容を要約することは難しいですね。原爆症認定訴訟の陳述書をもとに作られた「61年目のカミングアウト」などが歌われました。「61年目…」は被爆した女性の人生を綴った歌です。どのうたもやわな情緒ではなく叙事性があって、前半のゲストの話と響きあうと思えました。

第五福竜丸記念館

ファウスト(ゲーテ:小西悟訳)

 横井久美子さんのHP   津田塾大学 津田梅子記念交流館/観覧無料
共催:津田塾大学平和プロジェクト実行グループ、津田塾大学津田梅子記念交流館

『ここが家だ-ベン・シャーンの第五福龍丸』複製画展
2007年11月5日(月)~11日(日) 無休

展示時間/10:00~16:00
会場/津田塾大学 津田梅子記念交流館

アーサー・ビナード氏講演
演題「絵の新しさ」ーベン・シャーンが刻んだ二十世紀
2007年11月10日(土)11:00~12:30(10:30開場)
会場/津田塾大学 1号館1111教室
・ご参加は無料(定員200名・当日先着順)
アーサー・ビナード氏が、自著の『ここが家だ ー ベン・シャーンの第五福竜丸』などについて語ります。



対談 アーサー・ビナード氏 × 高畑勲氏(スタジオ・ジブリ)
テーマ「はじめての太平洋」ーそれぞれの翻訳航海日誌から
2007年11月10日(土)14:00~15:30(13:30開場)
会場/津田塾大学 1号館1111教室
・ご参加は無料(定員200名・当日先着順)

会場:津田塾大学
〒187-8577 東京都小平市津田町2-1-1
電話:042-342-5146


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://jcjkana.blog102.fc2.com/tb.php/130-6a4dccea

守屋証人喚問を見て(1)~疑惑深まる表情&接待内容~+党首会談、鳩山発言など

最新記事の一覧は、コチラをクリック。【ランキングが、かなり下がってしまったので、できればご支援のクリックをよろしくですぅ。m(__)m 】  今回は、守屋氏の証人喚問について書きたいと思うが・・・。 先に、いくつか、気になったニュースを。* 今日30日午前に、
2007-11-01 15:24 | 日本がアブナイ!

 | ホーム |