4月7日、桜木町駅前の 横浜市健康福祉総合センターでJCJ神奈川支部の例会を開催しました。
講師は武蔵大学教授の永田浩三氏。NHKで番組制作に携わってこられた方です。
永田氏は日本のメディア状況と共謀罪~横浜事件の今日的意味~と題して講演。前半は横浜事件の概要を、「横浜事件を生きる」(ビデオプレス制作)という映像作品を見せて解説し、横浜事件が現在まで続いている問題であることを強調しました。
そして共謀罪には連用される恐れがあることを示し、最近の閣議決定の連発を批判しました。
後半は現代のメディア状況について、最近のテレビ報道の劣化を指摘、放送法の第三条に「放送に携わる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」と書かれていることを紹介しました。
さらに自身が当事者であった、NHKのETV2001・番組改変事件について語りました。
横浜事件を生きて