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 昨日、東京・高田馬場の新宿リサイクルセンターで開かれたアジア記者クラブの例会に参加しました。
 エコノミストの紺谷典子氏の『なぜ民主党・菅政権が「小泉化」するのか 煽ったマスコミの罪と罰』という講演です。2時からの集会ですが、後ろに用事があったので3時20分ぐらいまで聞きました。

 紺谷氏は改革と名のつくものは、殆ど無用か有害だったといいます。政治改革、金融制度改革……。それぞれについて、細かく議論をするのではなく、これまで紺谷氏がマスコミで発言してきたことを例に、マスコミの有様を肩のこらない調子で語る講演でした。

 紺谷氏は、「自分の言ってきたことは、誰でも考えればわかること」と言います。しかし、あるNHKのディレクターから「無理して他人と違ったことを言わなくてもいいですよ」と言われたそうです。

 過去の経済問題で紺谷氏が発言したいくつかのケースがあげられました。「商工ローン」の高金利が問題になった時、社会の大勢は高金利はおかしいと批判しました。しかし紺谷氏は無担保、無審査で即座に貸し出す小口の事業者金融である商工ローンはリスクが高いから高金利は当たり前と主張しました。
 「住専」問題の時は、高名な経済学者が『住専問題は農協問題』と主張するのに対して、「住専」を作りだした銀行行政と銀行の責任を問う論陣を張ったそうです。

 わたしが聞いた部分に関する限りでは、講演のポイントは、実態を見ず、ブームに流される経済報道への批判、経済学者や経済ジャーナリストへの批判です。
 例えば、「ダメな銀行が淘汰されないのは預金者が銀行の経営内容に関心を持たないから」という主張に、公認会計士でも見抜けない粉飾決算があるとき、普通の人が見抜けるのだろうか。それなら行政当局はもっとも見ぬけてもいいはず」と反論します。紺谷氏は「企業責任、自己責任は言われても行政責任は問われなかった」とかつての「金融改革」を批判しました。

 政治改革についても、小選挙区制度を導入に際してのかつての議論をあげました。「中選挙区では一部の人の支持があれば当選できるが、小選挙区ではその選挙区の多数の人の支持が必要になる」「小選挙区制度で二大政党になり政策本位の政治になる」などの主張です。
 現在の「小沢氏をめぐる“政治とカネ”」で動いている政治が、政策本位とは思えませんね。
 今谷氏は、「そもそも二大政党がよりよい、という考え方がおかしい。価値観が多様化しているのに、政党が二つに絞られるのでは、多様な考え方の反映にならない」と語ります。

 バブルについては、バブル時の金融引き締め政策がいかに無謀であったかを語りました。バブル崩壊の過程での政治の無策はその通りだと思いますが、バブルを起こした責任、あるいはバブル期の経済そのものの評価については、途中で退出したので聞けませんでした。

 
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きょう20日の午後8時から、レイバーネットTVの放送がありますね。

 日本航空のキャビンクル―ユニオンの人が出演するというので、ぜひ見たいと思っています。


 追記 8時から9時までの番組の、後半でキャビンクルーユニオンに人が登場して、会社を提訴した経緯や思いを語りました。
 日本航空の赤字は、不採算路線を押しつけた国の責任が大きいと思います。しかし、マスメディアの一部は、労働者、労働組合の攻撃をしていますね。国労の闘争を思い起こさせます。

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

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