更新が滞っていてすみません。
年があけてから支部活動を何もやっていないのですが、
JCJの紹介も中途半端になっています。
昨年の暮にJCJ全体の会議で、活動を活発にして会員や読者を増やすにはどうするのか、相談しました。その時に、そもそもJCJはどういう組織か説明しにくいから、人も誘えないね、という意見が出ました。
目的を定めた規約があって、それに定められた組織があって、機関紙・ホームページ・ブログがある組織ですから「外から見えない」というのは本当はおかしいのです。
でも、活動メンバーでも、JCJを何のためにやっているの、と聞かれると、どう答えてよいものやら。
メディア関係の集会などにいくと、「JCJみたいな組織がもっと頑張ってくれないと」と激励されます。メディアの不祥事とか、NHKを政府が統制しようとしているとか、いろいろな問題で、メディアに働いている人、ジャーナリズムに関わる人が連携して運動を展開すれば、いろいろ違うんじゃないの、と思うことは自然ですね。
それに応えた運動ができていない。
沖縄、辺野古の事態がマスメディアでは取り上げられない。憲法を護る運動もニュースで扱われるには稀だ。野田聖子と佐藤ゆかりの女の争い、にニュースを仕立てて、「政治」をつたえたことになるのか。
いろいろな場合に、「メディアはもう少しちゃんとして欲しい」と思う人は多いでしょう。
でも、JCJ活動に一般の市民が加わってくれれば報道がよくなるかといえば、別に変わるわけではありません。
では、なぜ、こうした運動が必要だと思って続けるのか。そこを具体的に説明しないと共感は得られない。
もちろん一人、二人の記者が頑張っても状況が変わらないことは、市民の側もわかることですから、JCJ活動に即効性を求めているわけではないでしょう。でも、頑張っている現場の記者、制作者、編集者などが、力づけられるような運動が、メディア・ジャーナリズムのそばにあれば、なにがしかの効果はあるだろうとみんなに思ってもらえるか。
そのためには、具体的な活動が必要です。なるべく、弾圧されたジャーナリストを応援するような運動のサポートを心がけたい。
「表現の自由を考えるシンポジウム」 もう一つ、運動シーンで、メディアに関わることはあまり知られていません。
例えば「
情報通信法」の動き。また、放送法の改定の問題点も、あまり報道されませんでした。NHK会長人事について、政府・与党の意向が強く働いていることも注意をよばないのではないか。財界出身の会長でNHKの経営を効率化する、とのイメージが先行しているのかもしれません。
マスメディアの世界の課題を、市民の運動シーンに伝えていくのも、JCJの役割かと思います。
いろいろな課題がありますので、神奈川に限らず、このブログでもお伝えしてい期待と思います。
よろしくお願いします。