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 JCJ機関紙5月号に掲載した神奈川支部のリニア新幹線予定地見学会の記事を転載します。

 神奈川支部
 リニア新幹線予定地を見学
 懸念される健康被害、地元に恩恵無く

 神奈川支部は4月18日、リニア新幹線の駅と車両基地建設が予定される相模原市で見学会を開催した。集合したのはかながわ駅が建設される横浜線橋本駅。駅前にある相原高校は伝統ある農業高校で地元市民の愛着も篤い。その高校を移転させて新駅を造る計画があり、校舎の改築もままならないという。
 相原高校から「リニア新幹線を考える相模原連絡会」の協力を得て、5台の車に分乗し車両基地建設予定地の鳥谷地区に移動した。車両基地はトンネルを掘削した残土を利用して作られる。広さは50haに及ぶという。
ほど近い宮ケ瀬湖畔の鳥居原ふれあいの館で昼食休憩した後、連絡会の人から説明を聞き、参加者が意見交換した。初めに説明をした中野渡旬氏は、リニアは地元には何の恩恵もなく、全体としても採算が取れそうにないこと。電磁波による健康被害の懸念。数日前に起こった青函トンネルでの事故のような危険性も指摘された。
 これまでJR東海に疑問を投げかけてきた中野渡さんによると、JR東海は環境に及ぼす影響や、安全性について、「法令を守っているから安心」「絶対に事故は起こさずに安全」と根拠を示さず繰り返しているという。
 地元の人からは、工事中の交通渋滞や騒音に加え、稼働後の汚染水排出の懸念も指摘された。
 また参加者から大電力を消費するリニアは、原発稼働を前提とした技術との発言もあった。
 リニアは全線の9割がトンネルと言われ、南アルプスを貫通する鋭角だ。実験線の工事で地下水脈が変わり水枯れが起こったことから、相模原でも水脈の懸念がある。
 交流会の後に訪れた造り酒屋では、JR東海に、万一井戸が枯れた場合の代替水源について申し入れをしていた。酒造家の懸念が朝日新聞やテレビ朝日で報道された翌日に、話し合いたいと連絡があったという。
 マスメディアの影響力を示す一例だが、現地の活動家は、マスコミ報道が、リニア新幹線を夢の未来技術のように持てはやす傾向が強いことに、不満を訴えていた。
神奈川支部
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機関紙ジャーナリスト6月号から転載します。


 神奈川支部総会と例会
大野晃さんが講演
「政治に利用されるスポーツ」
大衆意識を操作しようとする権力


 神奈川支部は6月1日、横浜市健康福祉総合センターで、13年度の支部総会と例会を開催した。
 支部総会では改憲阻止を中心に活動するという方針を決定した。
 続く例会は、スポーツジャーナリストの大野晃さんが「政治に利用されるスポーツ」と題して講演した。
 大野さんは政治とスポーツの関わりを、歴史的な視点も加え解き明かした。15人の参加者から「今まで聞いたことのない話で刺激を受けた」との感想もあった。 
 (講演要旨)
 巨人軍の松井秀喜選手の引退に合わせた、長嶋茂雄元巨人軍監督との国民栄誉賞同時受賞。安倍内閣による政治利用というだけでなく、これまでの栄誉賞との違いは、読売新聞グループも加わった商業主義にある
 さらに深刻なスポーツの利用の例は、橋下徹大阪市長の桜宮高校バスケット部の体罰事件への介入と、教育委員会への統制だ。それは教育再生会議の目標とする管理体制の先取りだ。
 国家主義的意識の形成にスポーツを利用する例は、オリンピックに顕著だ。メダル獲得に向けた選手強化や「がんばれニッポン」の強調は、98年長野冬季五輪報道につながった。マスメディアでの日の丸、君が代の大々的な露出を受けて、「国民に定着した」との理由から、その翌年に国旗・国家法が成立した。
 

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 JCJ機関紙「ジャーナリスト」2013年2月号掲載の記事を転載します。
 このエントリーに写真を載せたデモと沿道の「対抗活動」です。
 韓国の国旗も交じっていたのですが、うまく写真が撮れませんでした。
 (あんまり近寄るのがはばかられたもので……)
 韓国嫌いな人もこの「対抗活動」の中にはいると思うのですが、大同団結を優先したのでしょうか。
 
 
 デモを罵る集団
 旭日旗と星条旗


 1月27日に日比谷野音で開かれたオスプレイ配備反対の大集会。集会は無理でも、その後のデモには間に合うかと銀座に向かった。
 地下鉄を降り地上に出ると、ちょうどデモ隊が通りかかるところに出くわした。
 聞こえてきた喚声は、しかしデモ隊のものではなかった。沿道にいた日の丸、旭日旗、星条旗を掲げた一群が、デモ隊に向かって罵声を浴びせていた。拡声器を持って、上品ならざる日本語でスピーチする者もいる。どこまでがデモに対抗する集団なのか判然としないが、旗の数だけで30は下らないだろう。中には小旗だが韓国国旗も一つあった。
 デモ隊は「沖縄の41自治体の代表が集結した要請行動」と、ごく普通の日本語でアナウンスしながら進んでいく。
 「右翼」と丸めた言い方はあえてすまい。かつて旭日旗と星条旗が激闘を繰り広げた歴史にも、日の丸を振って沖縄の本土復帰が祝われた過去にも思いが及ぶことなく、デモ隊に向かって罵声をあげる若者たちは、どういう知識を得ながら育ってきたのだろうか。
      (保坂義久)

  
 機関紙3月号に掲載した神奈川支部例会の記事です。 

  神奈川支部では3月7日、横浜市健康福祉総合センターで例会を開いた。
「いま憲法が危ない!」という直截な集会タイトルに44人が参加し、講師の岡田尚弁護士(九条かながわの会事務局長)の講演を聞いた。
岡田氏はまず昨年の総選挙結果について分析し、小選挙区制度のゆがみで自民党が勝利したことを明らかにした。
自民党は自分たちの政策が支持された結果の勝利ではないことを自覚していて、九条改憲を前面に立てることは躊躇する。そこで、まず96条の改定を目指している。
総選挙でかなりの支持を集めた「維新の会」の橋下徹大阪市長も、96条改憲を主張。橋下市長は、あからさまに9条改憲は唱えず、「憲法国民投票で民意がはかられるのだから十分」といって、国会議員の3分の2を発議要件とする96条を政治家の優遇であるかのように批判する。橋下氏のこの議論は大衆受けしやすいと注意を喚起したうえで、96条改憲は9条改憲の入り口だと岡田氏は指摘した。
そして岡田氏は権力を拘束する憲法の改正規定が厳しいことの意味を説き、憲法を改正しやすくすることは、憲法の「法律化」であり、運動する側が「憲法とは何か」を我が物とする必要があると力説した。
岡田氏は、憲法をもとに争った砂川事件や全逓闘争など例を引き、それらのケースは憲法を根拠としなければ争えなかったとし、景観権を認めた国立高層マンション最高裁判決などを例に、現憲法をもとに環境権や知る権利は追求できると加憲や論憲の考え方を批判した。
岡田氏は、「北朝鮮が攻めてきたら」という相手に対し、一旦その議論を受け止めたうえで説得していく力量をつけることが重要だと、これからの運動のありかたについて語った。
    (神奈川支部)
 3月末にJCJの総会が開かれます。それに向けて支部から活動報告の文書を出します。
 支部例会をまとめたのでここにも載せておきます。

 2012年度に開いたJCJ神奈川支部の例会は以下の通り。

 4月19日(木)
「食と放射能・内部被曝」
 横浜市健康福祉総合センター8B会議室 
 講師 長谷川倫雄医師(さがみ生協病院)

 6月23日(土)かながわ県民センター 1502会議室
 海に浮かぶ原子炉!横須賀・原子力空母の危険性~福島原発事故の中で考える
 講師 原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会事務局長  新倉泰雄氏

 11月22日(木) 
 横浜市健康福祉総合センター8F会議室
 第1部
 「これからのメディアとのつきあい方 ~テレビが何かおかしい!?」
 解説:JCJ神奈川支部代表 伊東 良平(元テレビ神奈川プロデューサー)
 第2部
 「ミニ写真講座~おまかせモードからもう一歩」
 担当:JCJ神奈川支部事務局長 清水雅彦(日本機関紙協会神奈川県本部事務局次長)

 12月13日(木)場 所 横浜市従会館3階会議室
 新酒を楽しむ会

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